大企業から新規契約を受注することができれば、企業の売上規模や従業員規模から大きな売上を上げられる可能性が高くなります。また、1つの部署で契約を獲得できれば、他の部署へとすそ野を広げてアプローチもしやすくもなるでしょう。
大企業へのアプローチはエンタープライズマーケティングやエンタープライズセールスと呼ばれ、中堅・中小企業とは異なる体制や手法でのアプローチが有効です。今回は、エンタープライズ企業をターゲットとした最適なマーケティング手法について紹介します。
エンタープライズ企業とは
エンタープライズとは、法人または法人向けのIT製品(ソフトウェアやサービス)を指します。製品の対象となる市場や顧客の規模をカテゴリする際に用いられ、特に中堅・中小企業を指すSMB(Small and Medium Businessの略)と区別するために、大企業や官庁や地方公共団体などの比較的規模の大きな組織を指しています。
エンタープライズ企業はビジネスの観点から見るとメリットが多く上げられます。SMBと比較すると、売上規模や従業員規模が大きい分、契約金額が大きくなります。また、一度契約を獲得すれば解約することも少なく、SaaSビジネスにおいてはチャーンレートが低くなります。
そして、ある部署と契約して導入効果が発揮できれば、……