ウイルス攻撃やサポート詐欺、不正アクセスなど年々手口が巧妙化し、被害のおさまらないサイバー犯罪のひとつに「なりすましメール」があります。金銭を詐取されるといった個人のフィッシング被害のほか、企業にとっても社内の機密情報を詐取されたり、自社を騙られて悪質な行為をおこなわれるなど、重大なリスク要因です。
本記事ではマーケティングでメールを使うことも多い企業にとって、押さえておきたい基本情報や対策を解説します。
「なりすまし」はサイバー空間で行われやすい悪質な行為
なりすましはオンラインでもオフラインでも行われる悪質な行為ですが、サイバー空間ではより行われやすいといえるでしょう。
そもそも「なりすまし」とは、特定の人物や団体との関係あるなしにかかわらず、他人が当該人物や団体の名称などを騙り、他者に対してあたかも本人であるかのように振舞うことを指す言葉です。サイバー空間においては、他人のログインIDやパスワードを盗用して他者のシステムにアクセスする、他人の名称を使ってフィッシングメールを送りつけるといったアプローチがなりすましの例として知られています。
単になりすましを行うだけであれば、……