前回の記事(第3回 バリュー・チェーンの視点から見る、マーケティング・マネジメントの実際 )では、実務としてのマーケティング・マネジメントについて、Michael Porterの競争戦略論という視点から検討しました。そこでは、バリュー・チェーンという概念を軸に置きながら企業の構造や仕組みに焦点を当て、産業や企業によって構造や競争優位の源泉が異なること、バリュー・チェーンという事業の一連の流れをオペレーションレベルに落とし込んだ上で、コスト優位性や差別化の源泉となる企業の独自性を発見、あるいは構築し強化していくことが重要であることなどを述べました。
今回の記事では、企業独自の構造や仕組みという観点からは少しはなれて、あらためてマーケティング論の基本のキである、4Psと市場セグメンテーションについ……