日本市場にChatGPTが登場してから1年が経過し、企業の中では生成AIがさまざまな形で活用されるようになった。文章、イラスト、画像、広告の生成、自動応答などの事例が多く見られる。そんな中、B2Bマーケティングにおいて、生成AIはどのように活用され、発展しているのだろうか。
B2Bマーケティング専業で30年以上にわたり500社以上の支援を行ってきたシンフォニーマーケティングの庭山一郎氏に、世界と日本のB2Bマーケティングにおいて生成AIがもたらした変革と影響について伺った。
インタビュイー:シンフォニーマーケティング株式会社 庭山一郎氏
インタビュアー:東洋経済新報社 編集局次長 山田俊浩氏
15年遅れの日本のB2Bマーケティング
山田 今回は、生成AI時代のB2Bマーケティングのトレンドについて、お伺いしたいと思います。
2022年11月に生成AIのChatGPTが一般公開されたことを機に、多くの日本企業が一度は飛びつき、少し流行りはしたものの、今は落ち着いてしまっていると感じます。一方、米国ではすでに50%以上の企業で、ChatGPTなどの生成AIを活用しているという調査結果があります。生成AI時代において、B2Bマーケティングはどう変わっていくと考えら……