国内人口が減少し、マーケット全体の縮小が予測される日本経済において、今シニアをターゲットとしたマーケティングに注目が集まっている。そんな「シニアマーケティング」の世界で躍進を続けているのが、シニア向けに特化したビジネスを多数展開しているハルメクグループだ。50代以上の女性を対象とした雑誌『ハルメク』は、出版不況といわれる中にあって定期購読者数は47万人を超え、Webメディア『ハルメク365』も月間PV数500万以上を有している。
ハルメクグループが提供する多彩なコンテンツの基盤となるのが、「生きかた上手研究所」という独自のシンクタンクである。さらに2018年には、それまでに培ってきたアセット(資産、資源)を活かしてシニア向けビジネスのコンサルティングを行う「株式会社ハルメク・エイジマーケティング」も立ち上げた。
ハルメクグループは、どのようにしてシニアの心をつかむことができたのか。ハルメク・エイジマーケティング代表取締役の木船信義氏と、生きかた上手研究所所長の梅津順江氏に話を聞いた。
モニター会員「ハルトモ」のリアルな声をマーケティングに反映
ーー「ハルメク・エイジマーケティング」と「生きかた上手研究所」は、グループ内でそれぞれどのような役割を担っているのでしょう。
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