インシデントは、英語のincident(事件・出来事)が語源となった言葉です。 ビジネスでは、実際には業務に支障をきたさなかったが、重大な事件や事故につながる恐れのある状態を指します。インシデントの詳細をまとめたものがインシデントレポートです。企業が抱えるリスクの軽減や、信用を維持するためにもインシデントレポートの重要性が注目されています。今回の記事では、インシデントレポートの概要や書き方を解説します。
インシデントレポートとは
インシデントとは、事件や事故が発生する恐れがある状態を指し、具体的には「こちら側のミスで顧客の不利益を招くところだった」といったケースが該当します。
本来、インシデントは事件や事案を意味し、医療機関や警察などの組織で一般的に使用されてきました。しかし、近年ではデジタル化の推進に伴い、IT業界でもインシデントという単語が使われるようになっています。さらに、インシデントレポートは、高い確率で発生するリスクのある事件や事故を報告し、社内での共有を目的として作成される文書です。
ここからは、医療現場とIT業界でインシデントレポートがどのように活用されているのかを解説します。
医療現場
医療現場で、誤った医療行為や医療ミスを引き起こす恐れのある出来事が発生した際……
元記事:https://www.profuture.co.jp/mk/column/about-incident-report